葬式の時にお供えを実施する花を供花と称します。花のアレンジから始まり記名それから、配送に至るまで専門業者に委託するので心配ありませんが、贈るサイドにも理解しておくべき一般常識が存在します。具体的には、付与する立札の札名の記し方に関してです。
祭壇においてお供えする場合は、札名に関しても参列者の目に触れます。その場合、記し方にミスがあると葬儀の間気恥ずかしい感覚に捉われることになります。それから、知人、あるいは勤務場所など、グループ、あるいは団体を代表となるケースでは、全ての人が恥をかきます。
訃報と言いますのは不意にやってきますので、慌てがちになります。常日頃より礼儀作法をしっかり意識しておくことで、想定外の際にも焦ることなく注文することができます。まず第一に、意識してほしいのが夫婦で供花を贈呈するケースになります。
この場合、夫の名前のみを名札に記入するのが通例です。2人の名前でも構わないと先入観を持たれがちですが、そうではありません。夫婦両名が名札に記されているケースでは、離婚あるいは別居ということを指します。同居中のオーソドックスな夫婦であれば、夫の名のみを記すだけで済みます。
香典袋の表書きと同じ様に、連名の状態で記名しないように意識しましょう。札名の記し方に関しましては、細部にわたって専門業者に対して指示する必要はありません。数々の供花を取り扱ってきた専門業者であれば、その地方の対処の仕方も精通している上ノウハウも確かですので、相談しましょう。